風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その331+347)

『人間の環境への適応力は、他の動物から見れば異常に過ぎる。それを認識していないのは人間だけだろう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 黒い風が泣き始めた…。(挨拶)


 快晴。しかし寒気が関東圏まで入り込み、朝方は0℃付近まで急下降。日中もかなり寒かったようだ。――しかし、本日、風鈴製作者は体調が非常に良い。やはり冬型人間のようだ。
 …冬型人間とは言ったものの、だが風鈴製作者は冷たいことにはあまり耐性はない。例を挙げるならば、水温の低いプールはダメなのである。Coldには滅法強いが、Coolにはヘタレてしまうという、一見すると矛盾にしているのだが、しかし風鈴製作者自身の体感としてはそういう表現が一番正しい。
 おそらく半端な寒さや一過性的な冷たさに対しては何の反応もせず、ただ冷たいと感じてしまうものの、恒常的に極度な寒さに晒されると、体のスイッチが切り替わり、体温の発熱が高まるのではないかと思う。そうして一時的に体調が良くなったように感じられるのだと推察する。


 別に信じる必要はない。しかし風鈴製作者がそういう体質なのは、事実とまでは言わないが、体感としては間違いない。そして、こういう機構が人間の体にあっても不合理ではないと考える(もちろん耐性限界はあるだろうが)。