風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その211+347)

『体調など、結局本人にしか分からない。何かと駆け込まれても、医者も困るだろう』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 死に様を見せてくれん!(挨拶)


 一日、通じて晴れ時々曇り。少し湿度が高かったように思う。夜半過ぎから雨となった。
 それで↑みたいな標語とか挨拶を書いて強がってみるものの、体調はあまり快方に向かわず。しかし頭痛などの、思考を邪魔する症状は引いたので、執筆にさほど問題はなかった。


 ――――しかし、周囲の人間はそうは思わなかったようである。


 朝起きると、母が風鈴製作者の顔を見て、!?、みたいな表情を浮かべたので、失礼な、と思いながらも、どうしたの?、と聞くと、鏡を見ろ、とのこと。
 そして言われた通り、鏡を見ると――――誰?この老人?みたいな。
 目が落ち窪み、下目蓋の付け根辺りがどす黒くなりつつあったのだ。要するにクマである。正直、自分自身、10歳は老けたように見えた。
 これほど疲労が顔に出たのは初めてのことであり、母も相当心配していたが、しかし何のことはなく、いつも通りに活動できた。きっと昨日の体調不良が、一日遅れて顔に出たのだろう。


 我ながらすごい顔だな、と思ったのだが、しかしその反面、Lみたいでいいかも、と思ったのは秘密だ。29日へ。