風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その102)

『騙されるべき時と、そうでない時がある。前者を理解する人は優しいとされる。後者を理解する人は賢いとされる。では両方理解する人は…?』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 詐欺師という職業(?)があります。
 一般的にはあくどいとされているこの商売。しかし騙されているかどうかは不定ではなかろうか。
 風鈴製作者はかつてN○Kの取材を一部始終見ていたことがある。
 始めの頃は、まあ想像していたような普通の取材だった(写真撮ったり簡単なインタビューしたり)。しかし少ししてから取材者の口から出た言葉――

 『○○しているところをやってもらえますか』

――これはヤラセになるのかどうなのか?(ここでは詳細には書かないが、○○とはその取材において、あって当然無くちゃ変、というようなもの。その時はたまたま誰もやっていなかった)
 風鈴製作者的には、そんなもん見んでも自分たちの裁量で記事にしろや、くらいにしか思いませんでしたが、友人の一人は、コレってヤラセじゃね?、と反応(彼がそれをどのくらい重大に捉えたかは別問題だが)。
 捉え方によって、騙しかそうでないか分かれる一例だと考えつつ、次の晩までサヨウナラ。