風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その45+347)

『騙されていると気付かなければ、騙されたことにはならない。詐欺師技能の究極形である』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 昼間でも星が見える人がいるって本当なの?(挨拶)


 今日も今日とて曇り。予報ではしきりに晴れる晴れると繰り返していたが、風鈴製作者は一瞬たりとも太陽を見ていない。はたして屋内にいる時に日は差したのかどうなのか…?
 朝、目覚めるといきなり騒がしいカラスの鳴き声とネコの威嚇声が轟き渡った。窓を開けてみれば、カラス3匹と黒猫が激しく争っていた。
 いきなり憂鬱になる取り合わせだな、と思いきや――――あのネコ、ウチで飼ってる好戦ネコじゃないか…。


 カラス3匹に一歩も引かないその姿は勇敢ではあったが、同時に蛮勇が過ぎると判断し、エアガンによる威嚇射撃にてカラスを追い払った後、ウチのネコを回収。そして……何故そこでキサマが得意げな顔をするか、このバカネコがっ!