風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その297)

『人生は長く、暇潰しでもしなければやってられないが、しかしかといって時間が有り余っているわけではない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 意味が解らない人はきっと仕事は定時までに終わればそれでいいと思っている人…かもね。(挨拶)


 別に仕事の愚痴ではない。そこんとこヨロシク。
 風鈴製作者は地元の駅から帰宅する途中、南向きに開けた道を東に歩いている。ここ数日、その道中を空を見上げ月を眺めている。晴れの日が続いているので月見にはもってこいだ。
 しかし特になにか感慨深くそれを眺めている、というわけではない。その行動に理由はなく、動機はない。おそらく風鈴製作者にとってその行為が思考に埋没するためのイニシエーションになるのだろう。ただそれだけのこと。
 だが割りと通行人の視線は冷たい。なにいい年こいてボケッと空なんぞ見上げとんじゃクソがッ!、と言わんばかりだ(誇張表現)。やはり人間は通常と違う行動を採る者を冷遇するものらしい。気にしないけど。


 空には3/4ほど満ちた月。満月は来週の月曜です。晴れるとイイネ。