風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その283)

『多くの人間は“辞める”という行為を否定的に捉える。自分とその周囲こそが正しいと思い込んでいるからだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 大多数の社会人の皆さんは、毎日を単調に、同じようなサイクルで生きている。そしてそのことをあまり好ましく思わないような風潮がある。おそらく利己的個人主義(そのココロは各自ヨロシク)が広まっているためだろう。
 しかし人間の体も一定の周期的活動に最適化するようになっているわけで、ルーチンワークもそういう意味では健康的と言える。毎日がジェットコースターのように起伏に富んでいて、増減速に激しいものならば、きっとその人は長くないだろう(何が?)。


 風鈴製作者も単調に生きている。単調で無いのは思考だけだ。毎日、まるで違う嗜好の思考が頭の中を巡っている。