風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その205+365+347)

『あなたはあなたであり、それ以上でもそれ以下でもなく、それ以前でもそれ以後ですらない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 そしてどこにも行かない。(挨拶)


 だいたい昨日と同じような天気。朝は冷ややかで太陽がまぶしく、昼は穏やかな気候となった。
 人格そのものに普遍的な価値はない。あえて言うならば、人格が与えた影響にこそ価値があるのであって、人格はそこにあるだけでは価値はない。転じて言うならば、人格はそこに在るだけのものであり、それ以上にもそれ以下にもなりえない。同時に人格とは根源的に不変のものだ。表層は様々な環境に対応するために変化しているように見えるが、一番内側の部分は変わらない(と風鈴製作者は分析している)。いつから存在し、いつ滅びるかに関わらず、以前も以後もなく、人格は人格として在り続ける。


 そういう“自分”を識ることが自立することの一条件だろう。自分探しと称して、突飛な行動に出たりする人間もいるようだが、そんなことをせずとも、無数に存在する表層部の自身を比較・検証すれば見えてくることはある。…なんで今更こんなこと考えてるんだろう?