風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その352)

『生まれつき全てが備わっている人間はいないし、むしろそういう人間はある意味で劣っていると言える』


 アレ? もうFH届いたよ?(挨拶)


 昨日とほぼ同様。気温はさらにやや上がったか。
 少し前にある画像掲示板で、運動が不得意な人が青春の苦い思い出を語り合うスレがあった。スレを立てた人、スレ主が野球についての苦い思い出を語ったことから、当初はこの国の強度の野球信仰によって受けた嫌な思い出(ルールを知ってて当たり前、どこのチームのファンかを当然のように聞かれる、など)を語り合っていたのだが、次第に多方面に話が広がっていた。
 その中で基本的な身体能力の低さを披露する人がおり、それはただあなたが何もしなかっただけでは?、と思わずにはいられないものも少なくはなかった。何しろ握力がひとケタなどという人がいるのだ。どう考えても日常生活に支障があるレベルである。もし話が本当で、健常者にカテゴリされる人間なのであれば、それは幼少から怠け続けた結果であると言わざるを得ない。それで嫌な思いをした、などと主張されても、同情できようはずもない。


 運動神経が優れていない、あるいはセンスがないことが原因で、周囲からバカにされ、運動に苦手意識を持ってしまうことは、原因の一端は周囲にある。しかしそれを克服するかは、やはり本人の問題だ。先天的要因によってかなりの差があるとはいえ、上手くなるためにはどんな人間にも努力は必須だ。それをせずに愚痴をこぼすことは美しくないし、もちろん誰からも相手にされない。