風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その335)

A-004 9:30集合

『道徳とはその時代だけのものであり、過去の比較で良し悪しは決められない』


 来ヶ谷の姉御が\1Mオーバーって、どんだけー。(挨拶)


 朝、のんびりと出かけたときには曇りだったが、出先の品川方面では少し雨がパラついていた。気温はさほど高くはなかったようだが、湿っぽく、あまり冬らしくはない一日だった。
 古参の葉鍵者ですから。Key 10th MEMORIAL FES,に参戦してきましたが何か?
 入場に際し、順番がシャッフルされた整理券が配られていることは昨晩の時点で告知されていたので、指定時間の9:00ちょうどに整理券配布の列に並んだのだが、ここでいきなりラッキーマン発動。A-004番をGET!やべえ、いきなり運を使い果たした感が。9:30に待機列形成と整理券に書かれていたものの、どこに行けばよいのか詳細な案内もなく、しかも整理券を貰ったのが9:23。こんなに焦ったのは久しぶりだった。そもそもイベントで先頭に並んだのも初めてだし、入場までwktkが止まらなかった。
 入場以降は物販 → 展示 → ガチャガチャの順にのんびりと回って、しばらくガチャ当たりのTシャツの動向を見守ってから退場した。Tシャツ? もちろん当たりませんでしたとも(OHPによると神奈様はなさそうだったのが幸い。神奈様信者ですから)。
 帰宅してから接収物をチェックしていると、大方の予想通り、Tシャツ(リトバス・来ヶ谷)がネットオークションに出品された。夜には\1M(メガ)を越えるなど、狂気極まる状況に。いったい何に価値を見出してこれほどの金額を提示しているのか少し考え、少なくとも純粋な希少性や美術性ではないなと結論。1品物というだけなら他にもそれなりにあるし、絵としての価値ならば、やはり色紙やPC上に描いたものの方が上であろう。書き慣れないTシャツに前述した媒体同様に上手く描けるとは到底思えない。
 某巨大掲示板の専用スレではしきりに怒声が上がっているようだ。趣旨としては、ファンサービスとして作られた心尽くしの品を金儲けに利用するな、というのが大勢を占めているようだ。しかし、たとえどんな品物であろうとも、所有者がそれをどうするかは自由だ。極論として、どんなに真心が篭められていようが、それを踏みにじるのも当人の自由なのである。法律上、それが保証されているのだから仕方がない。もちろん誉められたことではないのだが、それによって生じる軋轢によって、本人がどういった被害を被るのか、そういった判断をするのはあくまでも本人だということだ。


 逆にそういう人に、税務署に通報した、などと揺さぶりをかけることこそ脅迫という不法行為だ。自分が嫌だから、気に食わないから、という理由で偽善的な行動に出るのは、やはり道徳に欠けていると言わざるを得ない(そもそもどういった根拠で出品者が脱税すると決め付けているのだろう)。


追記
 Key(VisualArts)側の対応を責める意見もあるようだけど、営利企業に完璧な対応を求めるのは酷というものではないでしょうか。まあ、確かにガチャガチャは単純に数が少なすぎだとは思うけど、Tシャツ関してはOHPで抽選配布したとしても似たような結果になるのでは?