風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その331)

『人生は長く、しかしそれを示すにはあまりに短い』


 RPG的職業で言うなら、多分『魔法戦士』系。(挨拶)


 一部の地域では雨がパラついたようだが、風鈴製作者の行動範囲内ではずっと曇り。ここしばらくずっと地面が湿っていて、湿度が高い。
 人生はだいたい60〜80年くらいだと思うが、これを長いと考えるか、それとも短いと受け取るかは、その人間のスタイルに大きく関わると考える。
 有り体に言って、常に受動的で既存のシステム内で生きている人にとっては、人生はとても長く感じられるものだろう。それはほとんどのことがある程度は思ったとおりに運んでしまうからだ。障害が少ないということは、即ちそれに対する対処が少ないということだ。それだけでもかなりの余裕(=暇)が生まれる。この余裕を能動的に使うことをしない場合、人生はとても退屈なものになる。


 逆にとても能動的で革新的な人間には、人生はあまりに短いものに違いない。自分の考えを表したり、新しい何かを創るにはとても時間がかかるものだ。とても個人の全てをアウトプットすることなどできはしない。人生は短いものだ。