風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その324)

『肩書きを必要とするのは、本来、無関係な者の介入があるからに他ならない』


 あー、やっぱり別勢力が来ちゃったか。(挨拶@金剛番長


 昨日と同じく冬らしい天候だが、少し気温は上がったか。風はなく穏やかな一日だった。
 人間同士が1対1で付き合う場合、本質的に社会的な立場や肩書きは必要としない。それはそういった“称号”を与え、その価値を保証する組織とは離れた場所での付き合い、つまりはプライベートだからだ。逆に言うと、そういったそれぞれが属している組織に関わりがあり、多少なりともそれらの介入がある場合に、互いの利害の判断基準を分かりやすくする一基準として、肩書きは必要とされるのである。


 しかし多くの場合、プライベートにおいても先輩/後輩、上司/部下、師匠/弟子、あるいは取引相手同士という肩書き関係を意識した付き合いをする人がほとんどだ。しかしそれに囚われている限り、真にプライベートな付き合いだとは言えない。