風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その318)

『世相に逆らう行為は、逆らいたい人々だけでやっていくべきだ』


 あー、やっぱ薬漬けで毒持ちなんですね、ジャックさん。(挨拶)


 晴れ時々曇り。とっても暖か。西日本では黄砂が観測された模様。
 仕事上の付き合いを除いて、だいたい月に1回くらいのペースで酒席に誘われる。多くはかつての同級生や、少しだけ演劇をやっていたときの仲間たちから誘いなのだが、そのほとんどはあくまでも会話を楽しむためのもので、飲酒そのものはさほどでもない。
 しかし大学で所属していたサークルの男性陣だけはそんなこともなく、学生当時そのままに大量にアルコールを摂取するし、またそのことを子供のように誇っていたりもする。そろそろ中年に差しかかろうかという、いい歳したオッサンたちが居酒屋で馬鹿騒ぎをしているのである。わが同輩ながら、正直、引く。


 飲むな、なんてまったく思わないが、たまに会ったかと思ったらろくに会話もせずに泥酔して周囲に迷惑を振り撒くといった行為が美しいなどということはありえない。もう世の中を知らない子供ではないのだ。世間も飲酒そのものに厳しい目を向け始めているのだし、少しは静かに酒の味を楽しむ趣向くらい持った方が良いだろう(と思っているのだけれど、こういった意見が大酒飲みに通じた経験は一度もない)。