風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その307)

『定石とは、つまり理である。それを知らないことは常に破綻の瀬戸際に立つこと意味する』


 あ、荒熊さぁーんっ!!(挨拶@ガンダムお家芸・話を聞かない若者の暴走)


 早朝から気温が高く、昨日の湿潤さも残り、出かける際はとても快適だった。しかし夕方前からは再び風が強まり、一時的に突風も。
 去年の11月末に設定の甘いクレーンゲームの話をしたが、傾向的な話として、繁華街などの複数のアーケード店が存在する場所で、比較的目立たない場所にある店が客寄せなどのために、新製品をいくらか甘い設定で稼動させていることは、ままある。しかしそれにも限度というものがあるわけで、せいぜいが原価とトントンになる程度のものだ。
 しかしやはり店員の能力の問題なのか、やや甘の設定にしたつもりで、激甘にしてしまうこともあるようだ。景品法の改正以前は景品の原価が低かったせいか、あまり露骨に難しくすることもできず、かといって甘くもできないというシビアな状況だったので、ほとんどの店員の能力は一定以上のレベルにあり、難度設定を誤ることなどそうそうなかった。だが、最近はそういう部分で、店員によって随分な差があるように思われる。景品の単価上限が引き上げられたこともそうだが、1回\200が当たり前になった現在、大味な設定にしてしまいやすい環境なのかもしれない。


 ポケットに壁を作らず、箱物の景品をピラミッドのように積み上げ、なおかつその最下層がポケットにはみ出ている場合、最下層を左右の箱同士で連結するなどして落とせないようにするのは定石だ。そうしなければそこからピラミッド全体を崩されてしまう。しかしいるのである。そういう定石も教育されていない店員が…。