風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その303)

『真に中立公正であるためには、何もしてはならない』


 「○○します、ご注意下さい」っていうけど、まず注意すべきはドライバーじゃないか?(挨拶@佐川トラック)


 トラックがドライバーに向かって言っているのかもしれないけど。天気は晴れ。最高気温は少し下がったが、最低気温はそれほどでもなく。
 中立とか公正というのは、まず前提として第三者にこそ与えられる属性だ。つまり何かを主張した時点でそういった立場からは離れてしまう。また第三者として見聞きしたことを誰かに伝える場合においても、ある一方に偏った意見や事象だけを語れば、やはりそれは中立だとは言えない。それとは異なる考えや対案、またはそれらのどちらにも属し、どれにも属さないような思想の存在も示さなくては偏向的という誹りは免れないだろう。


 しかしそんな完全な中立性など理想論だ。何かに接触し、関わった時点ですでに中立ではない。あえて言うなら、マスコミの謳う中立さや公正さとはそういうものだ。真にそうであるためには何もしてはならない。