『人は何故生きるのかという懊悩に答えはないが、それでも何かしらのカタチに納得することは重要』
魔性の女(爆笑)。(挨拶@ハニカム)
やや雲りがちだったものの、晴れ。気温も平年並みか、少し高いくらいだった。
臓器移植に関してはかねてより不正行為の横行が指摘されているようで、ここ10年ほどWHOによって様々な対抗策が打たれてきている。昨日行われたWHO執行理事会では移植された臓器に世界共通の通し番号をつけ、追跡できるようなシステム作りが採択されたようだ。
ただ、依然としてドナーの数が足りておらず、この国では国内の移植よりも、海外における移植の方が多いのが現状だ。しかしそれは渡航先の国でも同じで、移植できる臓器が出るのを待っている人はたくさんいるのだから、そこに日本人が割り込むのは誉められたことではないだろうし、それを疎む人も多いに違いない。
可能な限り、移植は国内で行うべきではあるが、しかしこの国では依然として臓器提供への意識が低く、偏見や無知も多い。脳死した人が臓器摘出をされることを“痛がる”だとか不思議なことを言う人もいまだにいるし、そもそも脳死していても体は生きているのだから、まだ死んでいないという主張をする人もいる。ところで、一時期コンビニにおいてあったドナーカードはどこにいったのだろう。まったく見かけないのだが。
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