風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その286)

『一方通行の、しかも極めて限られた情報伝達。それが前時代の広告』


 枯れ木に花を咲かせましょう。だけど散ったらまた枯れ木、みたいな。(挨拶)


 晴れ時々曇り。かなり寒く、特に朝方は、昨日までと同じ着込み具合で出かけたものの、微妙にカタカタ震えながら歩く羽目に…。
 企業がメディアに投入する広告費は軒並み削減され続けているらしいが、ネットに対するものは依然として増加の一途らしい。この記事によると、今年はついに新聞広告を抜いて、TVに次ぐ第二の広告メディアに躍り出る見込みらしい。
 新聞や雑誌、TVにおける広告の効果がその商品の存在を広めるだけ(TVショッピングはちょっと違うか)なのに対し、ネットにおける広告はそのまま商品ページや商品販売ページにリンクが張られているため、単なる広告効果以外に営業効果もある。この点が紙媒体や一方通行の映像媒体と比べて最も優れている部分であり、また広告そのものの制作費も低く押さえられることがネット広告への予算増加へと繋がっているのだろう。


 広告の内容についてもネット上ならば紙や平面映像とは違い、様々なアプローチを試みることができる。多分、その内にTVも同じような試みをすることになるとは思うが、しかし現状のような時間を区切ったCM手法である限り、そういった変革は望めない。むしろそうなるには結局ネットとの融合が必要となる。