風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その272)

『罰の重さと律による不都合。動物は罰が軽ければ律など守らない』


 …もうトランザム要員じゃないですか。(挨拶@アリオスガンダム


 早朝はとても寒かった。しかし日の出後は陽光が照りつけ、そこそこ暖かくなった。
 何やら『ペット税』を検討するとか。無責任な飼い主を減らすために、ペットの購入時に一律の税金をかける構想らしい。記事はコチラで。
 個人的にはまったく結構なことで、むしろ何故今までそういった検討がなされなかったのかと思うくらいだ。記事では直接触れられていないが、重要なのはこの税収によってマイクロチップなどを埋め込み、ペットの所有者を明確にして、ペットに対し不法な扱いを行った場合に、何らかのペナルティを科すことだ。ただマイクロチップを埋め込むことに意味はない。罰則を定めない義務を遵守しない人が多いのは、議論せずとも明らかだ。


 別に性悪説を信じているわけではないが、性善説を前提として制度を決めるのは愚かであると言わざるを得ない。人間は理性ある動物であり、己の欲望を律することができることが人間の人間たる証明のひとつでもあるが、それでも人は獣でもあることに違いはない。まったく痛い目を見ないのに、自分にとって不都合なルールを守る方が自然界的には異常なのだ。