風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その262)

『自己とは何かをしなくとも、自ずと顕れるものだ』


 よくうごく、キモイ。(挨拶)


 朝方に雨は止んだが、冷やされた空気で霧が発生。おー、地元駅のホームから隣の駅が見えない見えない(推定視認可能距離200〜300m)。日中は晴れて、少し暖かめな穏やかな冬の日となった。
 figmaというアクションフィギュアのシリーズがあるのだが、主にアニメキャラをモチーフにしているフィギュアとしては安価で、可動域も大きく、かなり遊べるらしく売り上げが好調だ。以前から販売されているアクションフィギュアのリボルテックシリーズやねんどろいどシリーズも短期間でかなりのシェアを得ている。
 以前は完成品フィギュアというと非可動が一般的で、動かせるとしても補助パーツがせいぜいだった。しかし現在ではそういったものはあまり売れず、前述したような、ある程度は持ち主自身の好きなポーズを取らせるものが流行っている。単に可動フィギュアが安価だという(おおよそ半値。その分、サイズは小さいが)こともあるだろうが、やはり“自分の好きな”ポーズを取らせることができることが大きいだろう。


 初音ミクアイドルマスターを代表するように、ここ数年は使用者の嗜好をそのまま反映できるような商品が売れているように思う。個人的にはとても良い傾向だと思う。押し付けられた価値観や美意識を退け、自分を表現することを望むのは“個”の成長であると言える。