風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その256)

『極端な使命感はときに人を鬼へと変える』


 そもそもヤフオクは18歳以上が参加条件のひとつなワケで。(挨拶@ヤフオクで中学生が『ジョジョの奇妙な冒険』全巻をスキャンした画像を販売


 引き続き晴れて暖かく、電車内などはやや暑いほど。しかし個人的には背筋が寒くなる体験を…。
 それというのも数日前から左下第一大臼歯と第二大臼歯の間付近の歯肉が腫れていたのだが、一応、診てもらおうと歯科医に行ったのである。実際のところ、すでに腫れは引き始めていたので、大したことはなかろうと思っていたら、どっこい歯茎の奥底に異物が癒着していましたとさ♪…なにも楽しくなんかないけど。
 そして始まったプチ手術。手術とはいっても歯を削るための尖った器具で歯茎ごと引き千切っていくだけなのだが、これがまたまったく容赦なく肉を削っていく。もちろん麻酔をしているのだが、どうも最低限に抑えているらしく、それでも半端なく痛い。そして極めつけの一言。


「あ、エプロン出して。コレ(前掛け)じゃ駄目だ」


 なになにナニ、ナンデスカ? そんなに血が飛び散るってことデスカッ!? あと痛かったら手を挙げろって言うけど、アナタ、すっごいこっちの口の中を凝視してるのに手なんか見えるの!? あ、痛っ、痛たたたた、いーっだだだだだだだだっ!!


 ――――歯周病は怖い。歯の健康が損なわれることもさることながら、歯科医を悪鬼羅刹の類に変貌させる。あの歯科医、もしこっちが手なんか挙げても絶対に無視して作業を続けたねっ!(つまり風鈴制作者も意地になって手を挙げなかった)