風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その248)

『論理のすり替え、カッコ悪い』


 盛るぜー、超盛るぜぇ〜!(挨拶)


 今日も晴れて暖かい。今日は重ね着を止めて、インナーを半袖、上着を厚手のフリースにしてみたが、それでもまったく問題ない陽気だった。
 大阪府の橋本知事の、小中学校には携帯は必要ない、という趣旨の発言を受けて、各所でいろいろと意見が出ているようだが、相も変わらずというか、まったく発言の意図とは無関係な意見が多く、マスコミも社会生活上の危険性とそれに対応した携帯の役割についてばかり説いていて、学校教育のことにはまったく触れようともしない。明らかに論理をすり替え、印象操作を行っている。
 言うまでもないことだが、現状、小中学校での活動に携帯電話は必要ない。授業中に携帯端末を使った調べ物学習をしているわけでもなく、また緊急時には子供は学校側の指示に従い行動するのが原則のはずなので、やはり携帯はいらない。むしろ緊急時にいちいち親などに個別に連絡を取られる方が全体の危険に結びつくだろう。
 保護者にとって子供に携帯を持たせる理由はセキュリティの向上目的がほとんどだ。だから少なくとも登下校時には持たせておきたいというのは理解できる。ただ、概ねセキュリティが確保されている学校内においては、下校時まで学校側に預けておくべきだ。それにまで異を唱える人は、子供がいかに移り気な生き物か知らない人と思われる。少なくとも子供の頃の風鈴制作者なら授業中に遊び目的で使うに違いない。


 保護者の意向のみを追求するならば、子供用携帯はGPS機能と防犯ブザー、あとは保護者の携帯とだけ繋がる通信機能があれば充分だと思われる(子供にしてみれば不満足この上ないだろうが)。出会い系サイトや不健全なサイトへのアクセス、またはネットイジメなどを問題視している人々は、どうしてメーカーにこういったデバイスの開発を要求しないのか、不思議でならない。