風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その242)

『意見を聞くだけならどんな馬鹿にもできる』


 初めてゲットした景品はピンク色の怪獣でした。今でも持ってます。(挨拶)


 昨日の雨が残り、昼くらいまでは降り続いた模様。以後は曇り。気温は昨日よりやや上昇。平年並みに。
 相変わらずたまーにクレーンゲームに手を出しているのだが、ごく稀に、アレ、コレってヤバイんじゃないの?、と思うことがある。風鈴制作者がヤバイのではない。アーケード店の方がヤバイのである(利益的に)。
 ありていに言うと、小額の投資で大量に取れてしまう(ように見える)状態なのである。もちろんそのように観察されても、大抵は異常なくらいアームの力が弱く設定されていて容易には景品が取れないか、もしくは、在庫処分品の山である、といった店側の戦略でそうなっているだけなのだが、たまにそうではなく、店員の未熟さからバスターワッフルのように甘い設定(※激甘練乳蜂蜜ワッフルのこと。暇な人は調べてみよう)になっていることがあるのだ。
 前置きが長くなったが、今日、ソレに遭遇した。やる前からヤバイヤバイとは思っていたが、1回やって設定を確かめ、ダメだコイツ、早く何とかしないと、という心境に。確かにアームの力は弱かった。しかし下降動作によってアームに加わる力がまったく考慮に入れていない。下方向の力は強すぎるとアームに瞬間的な横方向の力を与えるのである。
 景品はボックスのセンターに切妻造りの家屋のように箱型の景品が整然と積まれ、その両サイドは斜めに詰まれた景品に支えられていた。↓こんな感じである(実際には隙間が詰まっているが)。


        ■        ■が景品    
       ■ ■       ○は前後に渡されたポール
    ◆■ ■ ■◆    =はアクリル製の台
   ◆ ■ ■ ■ ◆   ポールによって挟まれ斜めの景品は支えられている
○◆○ ==== ○◆○ この山の左右は全てポケットである


 これが前後4列である。どうやって崩したかなどいちいち詳細には書かないが、簡単に言うと引くのではなく、押すのである。アームの弱さとは引く力の弱さのことだ。押す力まで弱いとは限らない。


 結局\500投入(1回\200のやつだったので3回)して9個貰っていったが、あまりに気の毒だったので店員に、考え直した方がいいですよ、とだけ言っておいた。30分ほどして戻ってみると、切妻の屋根の部分だけ無くなっていた。ダメだコイツ、どうしようもない。