風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その238)

『学校も試験も会社も仕事も病気もなくて、しかも死なない。――――それは相当につまらない』


 だからダラダラしてるのか。(挨拶@鬼太郎の日常)


 朝から昼にかけては晴れていたが、夕方にかけて雨に。気温も低く、真冬並み。…傘、持ってねぇーっ!orz(せっかくなので濡れながら走って帰りましたとさ)
 言わずと知れた『ゲゲゲの鬼太郎』主題歌である。お化けは人間と違って気楽でいいよ、みたいな内容の歌詞であるが、しかし果たして本当にそうだろうか。確かに元より不死(あるいは超長寿)の妖怪にしてみれば、齷齪(あくせく)している人間の姿は不思議に映るだろう。何しろ彼らと違って、人間は短命なのである。短い一生なのに、なんでそんなにつまらないことばかりしているのだろう、と思うのは至極当然かもしれない。
 しかし当の人間にしてみれば、まったくの逆なのだ。短いからこそ、その期間内で何かができないかと模索するのである。そして代を重ねるからこそ、人間には歴史という観念がある。これがさらに人生の模索に拍車をかけるのである。つまり、後世に何かが残せないだろうか、という意志が働くわけだ。


 別にさほど真面目に書いているわけではない。ただ、放送中の鬼太郎を見ていたらそんなことを思っただけだ。そういえば『ダイ大』のバーンも人間の生き方に驚愕していた。やはり長命種族と人間のギャップは大きい。