風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その225)

『消費者は消費をし、ファンは投資する』


 ジャン、ケン、ポン、フィーバー! ヤッピ〜♪(挨拶)


 今日も曇りで寒々(さむざむ)。夕方前に雨が降ったらしく、地面が湿っていた。
 韓国では映像作品の違法ダウンロードや海賊版などの影響が原因で正規DVDが売れず、ハリウッドの映画会社が直接販売を諦めて撤退する状態が続いていたらしいのだが、今年いっぱいでワーナーが撤退し、これで全てのハリウッドの映画会社が撤退することになるようだ。記事はココで。
 あちらの国の内情に詳しくないので、特に非難するようなことはできないが、どういう事情があるにせよ映画会社が撤退した以上、韓国内での販売はどこかの会社が委託されるのだろう。ということは、その分の中間マージンが発生するわけだから、少なくとも現状よりもDVDなどの価格は上昇する可能性が圧倒的に高い。元々、売れていないわけだから、値が上がればさらに客は離れるだろう。今後、韓国内での映画ファンはやや負担を強いられるに違いない。


 推測だが、韓国内には“ファン”と呼ばれる人々が少ないのかもしれない。多くの人が作品を消費するものだと認識している世界では、感性に訴えかけるようなモノで利益を上げづらいのは事実だ。