風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その219)

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『確実な安全を取るかどうか。多くの場合、個人にとっては費用の問題であり、集団にとっては効率の問題だ』


 終わった恋は換金しちゃおう。(挨拶@正しいんだけど、わざわざ特集する必要がどこに? in ヤフオク


 “出品者には嬉しい臨時収入。ココロと財布の痛みが半減します。”って書いてあるけど、ココロの痛みが倍増する人もいるのでは? そういう人は初めから売らないかもしれないけど。天気は昨日以上に快晴。しかし気温はやや低め。夕方から雲が出始めた。
 近所に立ち並ぶ某社のアパート社宅が用地として売却されるらしく、建物の取り壊しが始まっていた。同級生なども多く住み、風鈴製作者自身もその敷地内で頻繁に遊んでいたため、寂しさに似た、無常を悟る感覚を得た。もう、そういう年齢だということか。
 そういった工事現場には必ず建築業許可票といった事業者などが書かれたものが掲示されるが、ビルの解体や建設といった大きな工事現場では、その隣などに作業予定が書かれていることがある。多くの場合、その週の予定が書かれているものだが、今日、見てきた現場にはとても興味深いことが書かれていた。


11/4(火)1号棟 石綿含有パネル撤去


 この社宅、1号棟の他にも未解体の2〜4号棟がある。そして3、4号棟にはまだ人が住んでいるのだ。それら各棟は全て同じ形・様式の建物で、数10年前に建てられたものである。つまり2〜4号棟にはまだ…。


 “アスベスト問題”で検索をかけると調べられるのだが、必ずしもアスベストを早期に除去してしまうことが良いとは言えないようだ。しかしあの掲示を見た住人は心中穏やかではないだろう。