風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その218)

『芸術の価値と製作者の社会性は無関係だ』


 女性にしてみれば、パンツを見られることが恥ずかしいのではなく、単に性的な目で見られることが不快なのでは?(挨拶)


 今日は晴れ。気温も上がって、良い天気。…起きたの午後2時だけど。疲れてるのかなぁ…。
 アーティスト(この呼称、やっぱり変だよ)の小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕されたとか。早速、こぞってマスコミが報道しているみたいだけど、詐欺の内容に興味などないので詳しいことは知らないが、ただ少し目に留まったのは、小室氏作曲の曲が早々に配信停止になっているということ。
 作品の製作者が何らかの犯罪を犯して逮捕されると、まずほとんどの商品は回収か販売停止になる。これは音楽だけではなく、小説や漫画でも同じことだ。イメージダウンを避けたいという販売会社の意図は理解できるが、しかし本質的に作者本人の私生活と作品の価値はまったく無関係だ。犯罪者が作ったものだからといって、それが手にとった人を汚染して犯罪に走らせるわけはないし、他にも何か悪影響を与えるとは到底考えられない。つまり逮捕直後の販売停止はある種の切捨てだと見ることができる。本当にそれで良いのだろうか?


 もう何度も書いているが、犯罪者を擁護しているわけではない。ただ犯罪行為そのものと、その人のそれまでの功績はまったくの無関係だということだ。特許取得者が犯罪を犯したからといって、それが取り消されるわけでも、技術的価値が貶められるわけでもない。そういうことである。