風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その215)

『ギャンブルをするから浅ましいのではなく、浅ましいからギャンブルをするのでもない』


 最近はローレ王子まで金髪なのか…。(挨拶)


 今日は昨日ほど冷え込まず暖か。ここのところ天候が安定してきた感じ。今日から3連休だし、きっとTVの天気予報では、秋の行楽シーズンですねっ♪、なんて言っていることだろう。で、風鈴製作者は連休中は全日出勤ですが、何か?(一応、10/4、5と休みだけど)
 少し前から株や為替のことについて書いているけど、風鈴製作者はさほどかの業界に詳しいわけではない。けれど、まあどういったことが起きたり、行われたりすれば、どういった値動きをするかぐらいは大まかに理解できる。ただ、これは業界に精通しているという意味ではなく、道理としてそのようになるという予想ができる、という程度のことだ。少しの興味を持って観察すれば、その程度のことは誰でもできる。
 株価の下落や円高の状態になると、証券会社や銀行には問い合わせが多くなる(らしい)。新たに株や外貨の購入を望む人が増えるからだ。個人的にはこれが非常に美しくないように見える。お金儲けをすることが美しくないと言っているのではなく、何の信念もなく、ろくな努力もせずに、ただただ楽して儲けようという精神が浅ましく見えるということだ。世間では株や為替といった、いわゆるマネーゲームで稼ぐことを指して、楽して儲けているというような見解を持っている節がある。確かに非生産的であることは間違いないが、しかしだからといってマネーゲームで儲けることが誰にでもできるかといえばそうではない。儲けている人は相応の情報収集能力とそれを生かす知識を持っているからこそ、充分な利益を生み出すことができるのである。まるっきり遊んでいるわけではない。そういった部分を無視して非難するのは、ただの僻みでしかない。


 そもそも楽して儲けることがいけないという発想が間違っている。多分、苦労したら報われるべきだ、という希望からそういう発想が生まれているのだと推察するが、本来、報われるべきは苦労した人ではなく、成果を上げた人だ。そこを間違えてはいけない。