風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その213)

『先行きが不透明ではない時代など存在しない。目の前が常に見えているのは当たり前』


 え? 『チャゲチャ』が8話で連載終了?(挨拶@つまらないから別に構わないけど)


 朝から涼しく、日中も晴れて陽が射しているにも関わらず、あまり暖かくない。最高気温は18℃。そろそろ毛布1枚で寝るのは厳しいかもしれない(夜間PCに作業をさせている場合を除く)。
 与党が追加経済対策を発表したようだが、さっそくマスコミはこぞって“効果は薄い”と報道している。だが、そんなのは当たり前で、そもそもマスコミが言っているのは“すぐさま中小企業の経営が安定し株価が上昇して、一般会社員の給料が上がり消費が向上、しかも国家財政に負担をかけず、将来に禍根を残さないような”効果のある政策のように聞こえる。この国際経済社会において、一国家単独の政策でそんな都合のいいものは夢物語だし、現政府もそんな政策を打ち出すとは言っていない。
 今日の会見や26日の秋葉原での街頭演説を聞く限りでは、麻生総理は国民の意識を最重要視していると想像する。今回、打ち出すらしい追加対策にある2兆円の定額給付金はそういった“この先は明るくない”という意識をわずかながらでも払拭するためのもので、景気浮揚策としての側面は薄いのではなかろうか(実際、そういう意味での効果は薄いだろう)。そうやって徐々に消費経済を上向かせる“方針”なのだと、風鈴製作者は理解する(もともと景気対策ってそういうものだと思うけど)。


 3年後には消費税引き上げをお願いしたい、との麻生総理の記者会見での発言だが、つまりその頃にはそれなりに経済的に暗い雰囲気を脱した上で、税率引き上げを実行したいということだろう。多分、それを行った辺りで麻生氏は退場するつもりではないだろうか。そういうやるべきことをやったら早々に身を引く政治家であることに期待する。


追記
 昨日書いたラ王の値段、合っているじゃないのさ。