風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その211)

『人のためになるさりげない行いは、さりげないが故に万全の対策が必要だ』


 おお、わがはかいのかみシドーよ! いまここにいけにえをささぐ!(挨拶)


 朝、起床すると、晴れてはいたもののかなり寒かった。しかし出かけたのは、日の出後、すでに2時間以上経ってからだったので、上着さえ着ていればさほどでもない。夜間や早朝勤務の人は大変だ。
 誰かのため(利便性の向上)になることをするのは良いことだ。強制されたものでない限り、そのことに異論はない。
 個人的には、仮に誰の断りもなくそういった対策や処置を行ったとしても、本質的に問題はないと考える。そのように黙って行うことを非難する人もいるが、それは他の誰かがそのことを知らずに被害を被ることがあるからだ。これは対策を行った人間に、それに関わるであろう人間の能力や起こりうる事態への配慮や把握が足りていないからだ。けして誰にも断らないこと自体に問題があるわけではない。


 結局のところ、この場合、本人の把握力や想像力の不足に問題がある。自分ひとりでやったことの原因は自分自身にある。それだけのことだ。