風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その193)

『理屈をこねるのは年輩者の証? そんな馬鹿な』


 今回は漢和辞典か…。(挨拶@CLANNAD AfterStory)


 曇り。少し湿度が高めなようで、昨日と同じくらいの気温の割りに、あまり涼しくない。上着は必要なし。
 今までに何度か、理屈をこねたり、正論を言ったり、悟ったようなこと(これは他人の評価)を口にしたりしたときに、何でそんな年寄りみたいなこと考え方なの、と同世代の人に言われたことがある。多分、非難されているのだと思うが、正直、その言葉の意味がよく解らない。
 会話の経緯や内容から判断するに、若いのだからもっと直感的に、時に暴論を吐き、俗にまみれて悩むべきではないか、という意味なのだろうが、何でそれが若者らしいと思っているのかが、やはり理解できない。むしろそういう台詞こそお年寄りが口にしそうな、若者への許容の姿勢ではなかろうか。


 風鈴製作者としては、理屈をこねるのは自分を含む誰かを納得させるためだし、正論を言うのは明らかな誤りを順序立てて正すためだ。そして、そもそも悟っているつもりはまったくない。物事を悟れるほどに経験を積んでいないから、今だってひたすら悩み続けていることは多い。ただ、そういった様子を露わにしないようにはしているので、勘違いされやすいのは解るが。