風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その155)

『平等に、という理由だけならば子供にも参政権を与えなければならない道理のはず』


 まあ事実を湾曲して、偏った情報ばかり発信するのがお家芸ですから。(挨拶@あなたとは違うんです


 概ね晴れていたようだが、しかし風鈴製作者は一歩も外に出ず、個人的な事務処理に奔走していた(家の中を走り回っていたわけではない)。
 昨日の挨拶に書いたが、昨日、福田首相が辞意を表明した。それを受け、自民党内では総裁選に向けて準備が始まっている。まあ多分、麻生氏になると思うが、前回、散々反麻生氏に奔走したご老体がどう動くのか見物だ。さすがに今度は妨害しきれまい。
 誰が次期総裁=首相になるにしても、焦点は衆議院解散後の選挙にある。現状、それなりに高い確率で自民党は敗れるだろうが、麻生氏なら展開次第ではそれを押し留められるかもしれない。ただそれは彼の知名度や人格に対する注目度が高いからという理由が大きく、その政治手腕ではないだろう。それだけ、現在の選挙というものは“勢い”や“何となく”で左右されているということで、国民を中心とした民主主義による国家運営とは程遠い状態だ。


 そもそも有権者とは政治や経済を知らない人間がほとんどだ。果たして専門外の人間に誰に投票すべきかなどまともな判断ができるのか疑問である(同様のことが裁判員制度にも言える)。ただ、それ自体は有権者に問題があるわけではない。多様化し、複雑化した社会において、全ての有権者が政治経済という分野を把握するのは不可能だろう。