風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その154)

『誕生日はかなり後ろの方ですが、不利だと感じたことなどございません』


 福田総理、辞任のお知らせです。(挨拶)


 今日は終日曇りで雨は降らず。外を歩いていてもさして暑くはなく、不快ではない(快適でもない)一日だった。ところで個人的に福田氏は昭和気質の政治家だと思っていたので、早期の退場は予想済みでした。
 ここ10年くらい子供の学力の国別比較で、この国のランクが低いという話題がよく聞かれる。さりとて日本が休日が多く、サボっているのかというとそういうわけでもなく、むしろ少ないくらいらしい。ということは効率の問題であるのは明白だ。
 あくまでも個人的な意見だが、どこかナアナアになっている慣例的な課題、例えば読書感想文はあらすじをなぞったようなものは却下(受け取らない)するとか、計算ドリルだってあんなに同じレベルの問題を延々とやらせることは無意味だろう(反復が大事なのは解っているが、できるようになったらさっさと次のステップに進むべきだという意味)。その結果としてできない生徒も発生するだろうが、それはそれでよいではないか。横並びな教育方法でできない子に全員が合わせるのは不合理であることは言うまでもない。不平等だと主張する人がいるが、どこが不平等なのか理解できない。平等な機会はちゃんと始めに与えられているのだ。優れた頭脳を持った人間の足を引っ張る権利は誰にもない。


 身体能力と同じように、思考能力にも生来の才能の差がある。飛び級できるようなレベルなら学科ごとでもよいから次々に飛ばせば良い。そういう能力のある生徒を引き上げる制度を採用し、それを受け入れられるような国民性を育むことも重要だろう。