『人には変わらず在り続ける座主がいる』
広大な屋敷の中
伽藍の最奥にその“座”はある
そこに在るは摂理を識る無垢姫
彼女に傅くは無数の幻像
そして背後に貼り付けられた物言わぬ残骸
姫はその骸を愛している
それが骸であることを嘆き続けている
いつか骸に還ることを願っている
――――生死を還す白き姫が現れた。
Cainash=Abord
『人には変わらず在り続ける座主がいる』
広大な屋敷の中
伽藍の最奥にその“座”はある
そこに在るは摂理を識る無垢姫
彼女に傅くは無数の幻像
そして背後に貼り付けられた物言わぬ残骸
姫はその骸を愛している
それが骸であることを嘆き続けている
いつか骸に還ることを願っている
――――生死を還す白き姫が現れた。
Cainash=Abord