風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その134)

『戦いたくて戦っているわけではないけど、欲しい物は欲しいという極めて純粋な動機』


 やはー。(挨拶)


 なにやらまた暑い日々が続きそうな感じ。というわけで晴れて暑い。まあ夏らしいと言えばそれまでだが。そういえば四国(特に香川県)では渇水ですでに取水制限がかけられているようだ。
 グルジアにおける軍事作戦を終結したとロシア大統領が表明したようだ。現状、グルジア側はこれを認めていないが、ともあれ一応は戦闘行為は収束に向かいそう。今後、アメリカではなくフランス(EU)の仲介で停戦協議に入るらしい。まあ当分揉め続けるだろうけど。
 ただ今日、グルジアがCIS(独立国家共同体といった方が分かるだろうか)からの脱退を表明した。元々、グルジアは親欧米路線だったのだが、南オセチアアブハジアの問題が原因でCISに参加していたようなものなので、ここで脱退を表明するということは完全にロシアとは離別する意志の表れなのかもしれない。


 もっともグルジアのエネルギー事情はロシアからの石油と天然ガスの輸入によって支えられているのだし、ロシアはロシアで中央アジアで採掘された石油パイプラインを南に向けて通すには途中に横たわるグルジアを無視できないという事情がある。そこにEUやアフガン戦争以降中央アジアへの影響を強めたアメリカも黙っていない。混迷の色は深まるばかりだろう。