『どこまでも自国中心に世界を回そうとする報道の怪』
130km/sec以上を出すにはフォームが大事です。(挨拶@真ライジングニャットボール)
昨日の涼しさなどどこ吹く風で再び晴れて真夏日に。まあ、それでも猛暑というほどでもないか。
「おーっと、これは酷い」
「これこそ反則ではないでしょうか」
「やはり地元か」
「スタンドの他国の観客からはブーイングが上がっております」
今日、耳にした五輪中継の実況が口にした言葉である。柔道の中継だったが、日本の選手が効果1、相手の中国の選手が指導ポイント2(=有効1)で最後の10秒間をまともに組もうとせずに逃げに回ったことに対する実況なのだが、言うまでもなく私情を述べて、偏向的な状況説明をしているだけで、すでに実況でもなんでもない。気持ちは分からないでもないが、それはあくまでも私人としての心情であって、実況者のするべき発言ではないだろう。何が言いたいのかといえば、もっとちゃんと仕事しろ、と。