風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その117)


『独りであるということは邁進できるということだ』


 代打バース。(挨拶)


 日中は晴れて非常に暑かったものの、夕方〜日没頃ににわか雨が降り、そのおかげか、夜は少しばかり涼しくなった。
 今年も某花火大会が行われているようだ。今までに2回花火について触れているが、やはり風鈴製作者は花火大会(の会場)に行くことは絶対にない。多分、誰かのために同行することはあっても、率先してでかけることはあと30年はないだろう。もっと人口が減って、かつ打ち上げ花火自体が廃れて集客力がなくなったら行くかもしれないが。
 何故、花火を観に行くのか、という質問をして、一体、どれほどの人間から「純粋に花火を観るためだ」という答えが返ってくるだろうか。もちろんそれなりの人間がそのように口にするだろうが、ではそういう人が独りで花火大会にでかけるかというと、まずそんなことはない。何しろ未だにイベントや旅行に一人で行きますなどと口にすると、え、何で、つまらないじゃない、寂しくないの、という類の答えばかりが返ってくるご時世なのだ。独りであることにどうしてそこまでネガティブになるのか、まったく理解できない。目的ある行動を起こす際に、もっとも効率的であるには独りになるしかないのではあるまいか。


 あと個人的に会場で過剰に飲食物を販売するのは止めて欲しい。臭いし、ゴミは山ほど出るし、重度の酔っ払いなど花火観賞の障害にしかならない。本質的にそういったものを排除しても、花火そのもの価値にはなんら影響を与えないはずだが、そこはやはり企業の宣伝のために行っているイベントだということか。