風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その114)

『痛みは訴えるものだと言うけれど、訴えてもどうにもならないのも事実』


 破滅の音、襲来!(挨拶)


 朝は少し曇っていたけど、日中は快晴。神尾観鈴ちんの誕生日に相応しい日だ。暑かったけど、今日だけはそれが許せる。そんな風鈴製作者はAIR信者。
 昨晩遅くにぎっくり腰を起こしてしまい、朝から鈍痛に悩まされた。幸い軽症でそれなりに動くことはできるが、やはり重い物を運ぶのは辛い。普段の半分くらいしか支えられない感じ。別に仕事ではさほど重い物を運んだりはしないので問題ないのだが、ぎっくり腰であることを告げると皆、過剰に心配してくるのが、逆にちょっと重荷だったり。
 傷は耐えるものじゃない。訴えるものなんだよ、なんてフランスの詩人みたいな名前の人は言うけれど、やっぱり訴えてもどうにかなるものではない。医学的見地から言うならば、傷は患者本人が治すものだ。


 つまりは実質的な痛みを和らげるのではなく、他人に痛みを知ってもらい、それ以外の何かを癒すということなのだろうが、それを可能とするには他者への理解が不可欠だ。どちらにしろ至極困難であることに変わりはない。



追記
 24:26頃、岩手県沿岸北部で地震発生。M6.8。最大震度6強震源の深さは120kmで、プレート型地震と推察される。19日、21日、22日に福島県沖でそれぞれM6.6、M6.1、M5.4の浅深度プレート型地震があったため、その影響が考えられる。