風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その99)

『人の記憶は塗り潰せない』


 いまだに自分たちが責められる側だと気付いていない様子。(挨拶)


 晴れたが、それほど暑くはならず。だいたい昨日と同じくらいか。そういえばまた新幹線の運行が止まっていたが、どうも線路内に侵入した人がいたとかどうとか。…新幹線の線路内って容易に侵入できないように高架橋にしているのでは?
 知っている人はとっくに知っている話だが、毎日新聞英語版で5年間に渡り、日本人による異常で変態的な行為(真偽不明)を記事にして配信し続けていたことが大問題になっている。どのような記事が書かれ、現在までの経緯はまとめサイトで。
 すでにネット上ではかなりの騒動になっているのだが、面白いものでTV局や新聞はほとんどこのことについて触れていない。せいぜい新聞各社が当該のサイトを閉鎖したことを報じたくらいだ。TVではニュースではまったく取り上げていないらしい。
 現在までに、毎日新聞自身もサイト閉鎖以外には特にこれといった行動をしていない。今月の半ばには詳細な調査結果を公表するとしている(毎日新聞HP参照)が、何故そんなに時間がかかるのかまったく理解できず、時間稼ぎをしているように思われても仕方がないだろう。実際、現在、国立国会図書館で閲覧できる毎日新聞のデータベースから今年の6月以前のデータが参照できなくなっている(それ以後のデータは閲覧可)。データの提供元の毎日新聞国会図書館に対してシステム障害だと説明しているようだが、こういった不可解な事象を目の前にして毎日新聞自身が、厳正に対処します、なとど言われても信じられるわけがない。
 ここ数年、様々な偽装や虚偽が社会問題として取り上げられ、そのたびに真摯な謝罪と責任を負うことを求められているが、しかし事が過ぎ去ればそれで罪が無かったことなるということではない。犯した罪はいつまでも残り続け、それを上回る贖罪行為を経て、初めて許されるのである。そうした経緯を抜きにして不審なことをしていれば、いつまでも疑い続けられ信用を失うことになるのは道理だ。


 多分、そういうことをしてもバレやしない、と思っている人がいまだにいるのだろうし、また仮にバレたとしてもTVなどで大々的に報道しなければ、容易に塗り潰して、何もなかったように見せかけられると思っているのだろう。しかし人の記憶はそんなに甘くない。ボクタチハ19年前ノ朝日テレビニヨル珊瑚ヤラセ報道ヲマダ覚オボエテイル…。