風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その92)

固定観念とヒステリーは常に隣りあわせだ』


 そういえばウォーズマンって出入国自由なのか?(挨拶)


 雲が多く、あまり太陽は見られなかったが、気温や湿度は昨日と同じくらい。朝夕が涼しいことも同様。
 ヒステリーというと少しばかり本人の意に沿わない場面に出くわしたり、異論を唱えられたりすると、すぐにカッとなって怒鳴ったり叫んだりすることをイメージするが、本来は医学用語で心因性神経症のことを指す。症状は精神的葛藤が原因で運動麻痺などの肉体的症状を引き起こしたり、極端な顕示欲などの病的な状態を呈する。
 前者はともかく、後者の症状に従うならば、ヒステリーとは怒鳴ったり手を上げたりといった実際的な過剰行動を起こすものとは限らないと考えられる。どんなに冷静に振舞っていようとも、明確な根拠もなく、再考もせずに特定の主張をし続けることもヒステリーであるといえるだろう。


 ヒステリーの原因が精神的葛藤なのであれば、つまりそれは前提として何らかの固定観念に囚われているということだ。固定観念とは、明らかにその条件に反するものに遭遇しても、それを改められないものだ。この両者は常に隣りあわせなのである。