風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その88)

『何かをしてもらいたいという感情が、自分を狭めている』


 いぇい、いぇーい!(挨拶)


 晴れて、とても蒸し暑い。昨日がそれなりに快適だった分、余計に不快だった。夜には涼しくなったのが救いか。
 例えば、Aさんに重いものを運んで欲しい、と思うことで、一般的に思考はどうすればAさんにそれをやってもらえるかという、とても狭い流れを持ちやすくなる。自分を責めて欲しい、という感情も同様で、本質的には自分と関わって欲しい、自分に干渉して欲しい、という一種の甘えから来ている。


 逆に、何かをして欲しくない、という感情も、結局のところ同じことで、何かをして欲しくない、ということは、何かをしないことをして欲しい、ということだ。そういう依存心は他者の干渉を受け入れることであり、自らをとても限定的にする。