風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その85)

『何事も至れり尽くせりであることは退屈だ』


 ニューヨークへ行きたいかーっ!?(挨拶@またやらないかなぁ)


 昨晩の雨は夜明け前に止み、朝から晴れ。午後になると日差しが強まったが、しかしそこそこ風が吹いていたため、暑さはそれほどでもなかった。
 仕事でも遊びでも、環境が整い、何もかもが事前に用意されていると実につまらない。例えばTVゲームのRPGで常にその時点でのパーティー全員分の最高装備を簡単に揃えられるとしたらどうだろうか。何の苦労もなく、さくさく進んであっという間にクリアしてしまうに違いない。そんな張り合いのないゲームが面白いはずはない(物語だけを楽しみたいならゲームをする必要はない)。プラモデルを作ろうとしたら、すでにパーツがランナーから外され、細かい部位は組み上げられ、デカールも貼付済みだったらどうだろう。そんなものを作って満足が得られるだろうか。


 どんなことでも越えるべきハードル、越えなくてはならない障害が存在するから、起伏に富んでいて楽しいのである。平坦で何もない短い道をただ歩いても意味はないということだ。