風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その80)

『ただでさえ限られた環境の中でさらに選択肢を奪うことは、やはり脅迫と言われても仕方がない』


 朝日新聞が昨日の夕刊で、鳩山法相のことを死刑執行の件に関して“死に神”とか表現してるらしいんだけど、これって名誉毀損じゃない?(挨拶)


 今日は深い深い曇り。何となく火山の噴煙を連想。やや湿度が高く、日中は少しだけ蒸し暑かった。
 この記事によるとMicroSoftは今まで認めてきたVistaのXPへのダウングレード・ライセンスに新たな制限を付ける手段を講じていたらしい。これにより6/30以降、Vista BusinessとVista Ultimateに認めてきたダウングレードのパスを原則廃止し、ダウングレード可能なのは一部のホーム・ユース用のPCだけに限定するとか。またすでに発表されているように6/30でXPの店頭販売は停止され、XP搭載PCも販売が大幅に縮小される。
 PCに全然興味のない人にも分かるように書くと、XPを選択できる機会が大幅に小さくなった、ということだ。要はさっさとVistaに乗り換えろということで、ユーザーへのあからさまな嫌がらせである(Vistaが標準的とは言えないレベル以上の性能をもったPCでなければフル活用できないようなOSである以上、こう表現するのが妥当だろう)。おそらく今まで築き上げてきたシェアがあるから、少しくらいアコギな商売をしても大丈夫だろうと考えているのだろうが、まあ結果は見ての通りで一向に移行は(ダジャレではない)進まない。それでもユーザーの自由度を奪い続けようというのだから、彼らがどのくらい強気なのか想像に易い。


 上記の記事を読んで思い出した言葉がある。――――アタリショック