風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その52)

『周囲の声に傾倒することはないが、その音に気付くことは必要だ』


 最近、amazonで買ったものが予定配送日よりも早く来るんだけど…。(挨拶)


 晴れ時々曇り。夕方はそれほどでもなかったが、午前中から暑かったらしい(伝聞)。
 去年の7月に触れた話題でNHKによる番組のネット配信サービス『NHKアーカイブス・オンデマンド』関する続報が19日、東京の明治記念館で開催された特定非営利活動法人ブロードバンド・アソシエーション主催『第9回ブロードバンド特別講演会 どうなる?通信・放送融合時代の映像配信〜本格化するIPTVサービス〜』であった。運営において「受信料を使わず、すべてサービス利用料金でまかなうことになる」、「正式には決まっていないが、月額1500円程度を見込んでいる(パッケージ販売)」など具体的な見通しが示されたようだ。記事はコチラ
 「かつては供給者サイドの発想で制度設計しても皆が恩恵を受けられたが、現在は違う。消費者の観点からのルール整備が必要な時代」(NTTぷらら・板東氏)という見解がディスカッションで示されるなど、なかなか実のある講演会だったようだ。NHKの人々がどれほど上記のコメントを理解できるかは判らないが、しかしそれでもこういう発言が多くの人から出てくれば、狭視野な放送業界も少しずつ変わっていくことだろう(変わらなければ商機を逸するだけだし、衰退するだけだが)。


 TV番組のネット配信は、結局のところコンテンツの豊富さが全てだろう。Youtubeやニコニコが急速に多くの人に受け入れられたのは、やはりジャンルを問わないその多彩さが理由だ(その分、権利侵害も多いが)。権利の問題があるのですぐには無理だろうが、やはりかつての名作ドラマやアニメ、娯楽番組の配信は不可欠だろう(放送規制も邪魔しそうだけど)。