風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その49)

メルヘンもたまには良い

『その本質は別として、快楽とは基本的に刹那的なものだ』


 子供を喜ばせようと作った遊び場、朝起きてみるとクマが遊んでいた。(挨拶@熊、マジ無邪気!)


 曇り時々晴れ。夜になり降雨。正午近くまで強風だった。20数℃でまあ快適。
 去年の12/17に物語を楽しむ上での男性と女性の楽しみ方の違いについて書いたが、そういった傾向は供給側、すなわち販売会社や小売店の企画にも(主に男性向けに)反映されている。アニメやゲームの初回版特典などに作中に出てくるアイテム(主にキャラの所持品など)を付けることは少なくないし、小売店側でも独自にそういった類のものを作製して特典とする場合も多く、またそこまで予算を割けない場合でも小ネタを繰り出してくることもしばしばである。その好例として、とらのあなでは劇場版『空の境界-俯瞰風景-』の先着特典としてハーゲンダッツのストロベリー味を配布するらしい。これもやはり作品内に入り込みたいという男性ファンの心理を想定してのものだろう。


 “聖地巡礼”と呼ばれる物語の舞台となった(あるいはモデルとなった)場所に訪れるファン行為があるのだが、これも大抵は男性ばかりがする行為だ。これについても最近では当の地域や観光協会などが町興しのために利用していると報道されているが、現代においてこれは“町興し”としては成り立つとは思えない。せいぜい2年に満たない期間の間に、わずかばかりの利益が出る程度だろう。