風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その20)

『親しき仲にも礼儀あり。つまりは場と立場を弁えるということ』


 つまり嫌がらせですね、わかります。(挨拶@“アナログ”テロップ意味不明)


 雲はあったが、そこそこ晴れ間も見えて、程々の気温。…なんだこの貧困な表現は。
 親しくなり、あまり馴れ馴れしくなると不和の元になるということわざだが、要は相手の気持ちを解ったのかのような振る舞いをして、不快な思いをさせたり、背負う必要のない負担を負わせたりといったことを回避するための戒めの言葉である。
 しかし実際にはやはり仲の良い人間同士が互いを庇い合った結果、周囲の人間が割りを食うことの方が圧倒的に多い。もちろんそういったことを続けていれば白い目で見られ、最終的には排除されるのだが、そういったことを未然に防ぐためにもひとつことわざパロディを提言したい。“親しき仲には監視あり”


 特に集団の実利に関わらないならばともかく、仕事上でそういったことをされると迷惑極まりない。注意すべき行為をしている人間に、親しいからといって逆に庇うような人間も同様に問題のある人間だ。たまに集団の和を重視する観点から人を叱ることをまったくしない人間がいるが、それはその当人に魅力の無い証拠ではあるまいか。だからこそちょっとしたことで簡単に人が離れていくと発想するのだ。