風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その19)

『長期的なものか、刹那的なものか。そういった“機”の見極めが商売人には必要だ』


 モーニングブルードラゴンくーん、あ〜そ〜ぼ〜っ!(挨拶@語呂が悪いにもほどがある)


 昨日からの雨は朝方には一旦止んでいたが、しかしその後も所によって降ったり止んだり。気温は低めで良い感じ。
 結局、なんだかんだでPLCを導入してみた。セッティングしてみて心底思ったことだが、確かにこれは何のストレスも無く、すぐに使うことができる。ネットワーク接続の基礎知識すらまるでない人々にとっては天啓のような商品だと評価できるだろう(ただしルーターの関連で躓く可能性は残っているが、それはまた別の話だ)。
 ただ誰にでもすぐに使えるということは、逆に言うとそれはPC関連のサポート業を営んでいる人にとっては商売の邪魔でしかない。しかしそれも自然な流れというか、必然的なものだ。元々、業務内容のほとんどが専門的なものではなく、特殊な技術も要らず、しかも知ってさえいれば誰でもできるような商売がそうそう長続きするはずはないのである。PC関連のサポート業が充分な商売になる時代はすでに過ぎ去ろうとしているということだ。


 どんなものでも登場したばかりの頃は戸惑う人も多いし、情報の少なさから扱いを間違える人も多い。だからその状況を補助することが商売となり得る。だがそれが世間一般に浸透してしまえばそこまでだ。最後に残るのは世間についていけない人々が相手の細々とした終焉だけである。