風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その8)

『楽に儲ける方法など存在しない。何故なら誰もがそれに群がるからだ』


 もるです。(挨拶)


 早朝から豪雨と強風(暴風)のコンボで大変。気温は平年並み程度には上がったので雨に濡れても寒くはなかったが、台風並みの風には幾度か傘を攫われそうになるほどだった。
 新しい商法を思いつき、仮にそれが一定水準以上の利益を生み出すとしたとしても、それが軌道に乗る頃には真似をする者が次々と現れ、更には強大な資本を持つ者が独占を図ろうとすることもあるだろう。楽な仕事で高い賃金を貰えるような仕事があったとしても、当然そういう仕事は倍率が高く、その職にありつくまでにそれなりの難関を潜らなくてはならない。ましてや棚からぼた餅的な幸運を授かったとしても、それを有効に活用できる知識や行動力、判断力が無くてはせっかくの好機も他人に奪われてしまうことがほとんどだ。


 世の中はままならない。それはつまり競合する他人が多いからということに他ならない。