風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その6)

『コチラを立てればアチラが立たず。ならば全体でゆっくり持ち上げれば良い』


 取りあえず『BASTARD!!』のウリエルはシスコンの鑑だと思うんだ。(挨拶)


 少し風があったけど今日も晴れ。大体、昨日と同じような気候だったようで、上着はもう要らない。
 甘利経済産業相が4年後の2012年までに国内での白熱電球の製造・販売を中止し、電球型蛍光灯への完全移行を行うと表明した。記事はココで。
 消費電力の少ない蛍光灯へ移行することによって環境への配慮を諸外国に示したいという意図は想像できるが、いきなり短期間で100%移行することに意味が無いことは誰の目にも明らかだろう。LEDだって今後、まだまだ効率化が図られ、製造コストも下がるだろうし、あえて蛍光灯に限定する必要はない。更に言うならば、確かに白熱灯はエネルギー変換効率が悪いが、デザイン上の観点からそれを望む人間がいる以上、生産を打ち切るのは早計だ。移行を進めたいだけならば、環境税として白熱灯に税金をかければいい。


 2012年という期限から京都議定書を意識しての発言なのかもしれないが、それなら何故生産を増やすようなことをするのか、まったく意味が解らない。蛍光灯を生産する際に使用されるエネルギーを計算に入れていないとしか思えないのだが…。仮に純粋に未来のことを考えるならば、やはり蛍光灯ではなくLEDへの移行を視野に入れるべきだ。やはり適当にイメージアップのために言っているだけなのだろうか?