風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その360+365+347)

『安い製品は必ずしも粗悪なのか?』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 いつの間にやらmicroSDとか2GBが\1,000台前半だし…。(挨拶)


 今日も晴れて、昼間は汗ばむほどの陽気。そんな中、風鈴製作者は昨日から続く鈍い頭痛に見舞われていた。重度の偏頭痛に襲われた際に何度か同じ部位が痛んでいるので、脳血腫を連想する。…イソップゥゥゥゥッ!!(あれは脳腫瘍だけど)
 10年前と比べるとPC周辺のサプライ品は何もかもが安くなった。光メディアは言うまでもなく、HDDや光メディアドライブも昔の半値以下(その時代の標準的性能に対応)になったと思う。その理由としてはPCの一般への普及もあるだろうが、海外製品の品質向上もあるだろう。
 光メディアを例に挙げるが、以前は殊更に安価な海外製品の劣悪さを謳っては割高な国内生産品を売り込んでいた。まあ、確かに当時は海外製品の中には10枚に1枚くらいの割合で不良品が混ざっていたりしたので、けして大げさな誇大広告ではなかったのだが、最近では必ずしもそういう状況ではない。量販店に普通に売っているものならば、そこまで酷いことはなくなっている。そういう状況を見て、国内生産品も値を下げたり、あるいは生産拠点を海外に移して対抗しているのだ。
 一方、SDなどのフラッシュメモリはまだまだメーカー毎の価格差が大きい。以前ほどではないが、同じ容量で2〜4倍くらいの価格差がある。確かにメーカー保証などの“信用”を買っているといえばそうなのだろうが、しかしそこに価格数倍にも及ぶほどの付加価値があるかどうかは個人的には大いに疑問である。


 同じことはアルカリ電池などにも言える。国内有名メーカー品とあまりメジャーではないメーカー品との間にはやはり数倍の価格差があるが、その品質や容量にそれほどの差があるとは到底思えない。多分、実測値でもそれほどの違いは出ないのではあるまいか。