風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その356+365+347)

『本質的に店と客は対等ではあるが、露骨にそれを示す行動を取ることもあるまい』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 今日は会話で。(挨拶)


 晴れて、程好い気候。少し風があり、関東から東北にかけての海沿いでは大時化だったようだが、内陸では関係なし。


「えっと、じゃあこの準新作をこのクーポンで無料に…」
「申し訳ありません。更新クーポンでは旧作のみの適用となります」
「いや、ココ(携帯画面内)に準新作も含まれてますけど?」
「ぁ……えー、コレは本当に当店のクーポンでしょうか?
「…ええ、そうですが何か?(画面スクロール)はい、確認して下さい」
「……申し訳ありません、少々お待ち下さい。(隣のレジの)○○さん、更新クーポンって…」
「――――まだ納得しないわけ?


 そこまで疑うのならクーポンなど配布するな、と。そんな話。