風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その350+365+347)

『人を超越するモノを滅し、神さえ殺すのならば、最早、ソレは人ではあるまい』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


「――――何でキミがここに…?」
「なに、少し従えすぎて、殺しすぎたからだよ」
「何を?」
「高貴なる人外を」
「何を?」
「神とかいう怪物を」
「だから?」
「そう、だから私は人ではいることを許されなくなった」
「無限の時と夢幻の世界を手に入れたのか」
「その通り」
「この化け物め…」
「お前がそれを言うのか――――人のまま齢、万を数える妖物が」


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